サナ6歳になる - sisodwa
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暮らしのエッセイ

サナ6歳になる

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第10回   サナ6歳になる

少し遅れたけど9月4日はサナの6歳の誕生日だった。
あの日、ストライキの混乱の中、南アフリカの病院で無事に生まれてきてくれたサナ。
あれからもう6年。

家にある大きな桑の木に登り実をを摘んで食べ、
気配を消して虫を捕まえる彼。
犬や子羊と戯れる彼は、思いっきり楽しそう。

この6年間、洋服が土や泥で汚れなかった日は数えるほどしかない。

放牧民の血を引く彼は、父に習って家畜の世話をする。
この冬は子羊が15頭も生まれたので、彼らの体にペンキで目印をつける。
サナは率先して子羊を捕まえる。
その目は生き生きとしていて、真剣そのもの。

冬のトランスカイは焚き火が欠かせない。
この冬、何度となく彼は焚き火の世話をしていた。
木の枝を適当な大きさにして、火に焼べる。

鶏を屠った日は、大人に混じって毛をむしる。

彼は母なるアフリカの大地に抱かれ、 その優しい手の中でスクスクと大きくなっている。

母ちゃんになって6年目。

いつも優しく、どーーーーんとした母ちゃんでいたいけど、時には疲れて、子供のように「わ〜〜〜!!」ってなってしまうこともある。
そんな時、自分も未熟な人間の一人だと悟る。
私もサナも大した違いはないのだ。
いや、サナの魂レベルは私よりずっと高い。

そして彼は私にたっぷりの愛情を求める。私はそれに応える。
きっと子供が母親に求めているものは、これだけ。

サナの笑顔は我が家の希望。

神様、私とラスタの元にサナを届けてくれてありがとう。





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