ヒッチハイクする女たちの談話《ヒッチハイク編》 - sisodwa
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談話シリーズ

ヒッチハイクする女たちの談話《ヒッチハイク編》

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※この談話を読む前に、この談話の紹介「はじめに」をお読みください。


《戸田未来子》
2015年から女一人のヒッチハイクで地球を旅中。カフカス、トルコ、ヨーロッパ、アフリカの旅をヒッチハイクで終え、現在中米を周っている。

《バンベニ桃》
10年前ヒッチハイクでユーラシア大陸横断、アフリカ大陸東西南北と旅する。現在はその旅でたどり着いた南アフリカのトランスカイという地でコサ族の夫と二人の子供を授かり、自給的な暮らしを目指す。
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第2回:テーマ「ヒッチハイクの旅」






こんにちはー!南アフリカ トランスカイから桃です!










こんにちはー!今回はメキシコ カンクーンから未来子です!












今回で第2回目のヒッチハイクする女達の談話。テーマはズバリ!私たちの旅の最大の共通点「ヒッチハイク」について話していこうと思います。










はーい!ディープな話になりそうな感じだねー。








ヒッチハイクのきっかけは?




未来ちゃんは、ヒッチハイクはじめたきっかけは?










一番最初は前回の旅でせざるを得なくてやったの。ボツワナで交通機関がないからやったのね。でもその時は続けることはしなかった。当時付き合っていた人がヒッチハイクをやってた人で南部アフリカのナミビアからザンビアまで10日くらいやったの。ちゃんと一人でやろうと思ったのが今回の旅。カフカスのアルメニアで始めたの。(アルメニアはトルコの隣の国)












アルメニアからそれからずっとやってるの?










一人で始めたのはグルジアの始めから。








すごい記憶に残るドライバー




すごい記憶に残るドライバーってどんな人?










最高にヒッチハイクで長かったトラック泊を2泊した時だね。エジプト人ドライバー。それが最長のヒッチハイクの移動だったの。












夜は大丈夫だった?










一夜目と二夜目のトラックは別々だったんだけど、夜はトラックで寝たんだ。その時はエジプトのアスワンからスーダンの国境に着いたんだけど、国境が閉まってて、もう宿探すのもずっと戻らないといけないし、外にテント張るか、トラックの中で寝るかしかなかったの。そしてトラックが夜は二段ベッドになるタイプのトラックだったの。












あ、わかる!わかる!トルコがそんなタイプだった!









1台目の2段ベット笑
(二段ベッドタイプのトラック Photo by 未来子)





そう、でもたくさんトラックが並んでたら大声だせば誰かが助けてくれると思ったのと、そのエジプト人のトラックの運ちゃんが信用できるような人だったことが一番大きいかな。トラックの横のところからコンロが出てくるトラック飯わかる?そんなの食べさせてもらって、水とかもいただいて、冷やしてるコーラとかももらって。だけど、すごいリスクでしょ?トラック泊するのってさ。だからすごい印象に残ってる。









スーダン国境越えのときのトラック飯
(スーダン国境越えの時のトラック飯 Photo by 未来子)






そうだね。私は一人では泊まったことないな。トラックの中は。










でも仕方なかったの。前の街に戻るのは60kmくらいあったし。その時は何かに守られてるって感じがしたなぁ。












そうだね。スピリチュアルだけど、ヒッチハイクしてると何か大きな力に守られてるって感じるよね。全てが神任せだからね。








国境越えのとき、1台目の運ちゃん
(その時拾ってくれたエジプト人の運ちゃん Photo by 未来子)





うん。感じるね。そして次の日にその運ちゃんがトラックの国境での手続きは時間がかかるから、先に行きなって言ってくれて、急いでたからお礼を言って先に行ったの。もし誰も捕まえてくれなかったらまたその運ちゃんが拾ってやるって言ってくれてて。でも次に違うエジプト人の運ちゃんがお昼頃、拾ってくれたんだ。








その運ちゃんは私が行きたい場所に行く人だったからラッキーだったんだけど、なんせ運搬してる人だから、荷物を搬入したりしないといけなくて、各町で車を止めるの。そうこうしてたら結局日が暮れちゃって、小さいお店のあるところでトラック駐めることができる場所でトラック泊めて寝ないといけなくなったの。















えー。また?トラックは何台かあったの?










二台だけ。でもそのトラックには助手がいたので、二人っきりじゃなかったの。でもやっぱり今考えると危なかったかもしれないけど、その人たちは信用できる感じだったし、それ以外にどうしようもなかったの。次の日も降ろし作業なんかあった後やっと着いたスーダンだったよ。












私その時、三日もシャワー浴びてなかったのね。その時冬ですごく寒かったの。でもスーダンはすっごい冷たい水シャワーしかなくて。それでも浴びてスッキリしたよ。












そりゃ、スッキリだね。けど寒い時の水シャワーは勇気がいるね。










うん。そうだね。あの国境越えは私の中でちょっと忘れられないこの旅の思い出なんだ。結構タフだったしね。












そうだね。それはタフだね。タフなことって記憶に残るよね。そういう時にヒッチハイクが呼ぶ奇跡のようなものに触れる。自分の意図してないことだけど、現れる人が現れるべくして出てきたりとかさ。










そうそう。出てくる。出てくる。












ヒッチハイクの旅って完全に身を任せてるから、全然コントロールできないところで、奇跡が起こり続けるって感じなんだよね










そうそう。また過信しすぎると危ないけどね












ヒッチハイク自体が自分次第じゃないでしょ?自分以外の人任せだから。自分がそこに行きたい、という気持ちだけで親指あげてるんだから、本当に人任せだもんね。だからすごい大きな力のようなものが見えてくる。










そうそう。








国境越え2台目の運ちゃん
(国境越えの二台目の運ちゃん Photo by 未来子)


ヒッチハイクしたバスが故障?!




マリを旅してた時にヒッチハイクしたバスがベアリングの故障で止まってしまって、パーツを買いに行った人が30時間戻ってこなかったのよ。それが砂漠地帯で、一泊目は暑いのに水がなかったの。
そしたらその道を通ってた親切なトラックの運転手さんが水をくれたんだけど、ガゾリンを入れていた入れ物に水を入れてたもんだから、ガソリン臭くて、めっちゃ喉乾いてるのに飲めなかったね、あれは










え?飲まなかったの?












いや、すっごい暑くて喉乾いてたんだけど、あの匂いが飲めなかったの。あれは結構過酷だったなぁ。でもその晩寝て、二日目に近くに村があるのを発見して、井戸があって飲むことができたんだけど。旅中で出会ってアフリカを一緒に旅してたNoraって日本人の女の子と、そのあと運転手さんたちの滞在先に連れて行ってもらって、1週間くらい一緒に過ごした。未来ちゃんもマリ旅したんでしょ?過酷じゃなかった?私はマリってすっごい好きな国の一つなんだけど、一番過酷な国の一つでもあるなぁ。ディープアフリカって感じ。今はもう変わってるのかなぁ。










私はガンビアからマリの首都バマコまでのバスに乗ったんだ。でもぎゅーぎゅーで窓も開かないタイプだったから、すっごく暑かったね。












中古の窓の開かないタイプのバスは最悪だね。エアコン使われることなんてないしね。










辛うじて天井にある窓が開いたくらいで。それが5,6時間くらいだったらいいんだけど、30時間はきつかったね。












うわ!きついね。あの辺暑さが半端ないもんねー。








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(故障したバスの乗組員たち Photo by ノラ )



ヒッチハイクの醍醐味




ヒッチハイクはリスクもあるし、大変だけど、やっぱり醍醐味もあるよね。










そうだね。やっぱり地元の人としゃべる機会が増える。何がおいしいか、どこがおもしろいか、そういうことを教えてもらえる。普通に旅してたらわからないこととか。あと、バスで旅してたらみれない場所に連れて行ってもらえたりする












うんうん









ケニア
(ケニアでトラックをヒッチハイク中 Photo by 未来子)





そう、このないだトランスカイを訪れてた時も、ももちゃんの家出てイーストロンドンにヒッチで行った時も、途中にあるネルソン・マンデラの家の前通って、「ここがマンデラの家だよ」とか教えてくれたり。その国に興味を持ってるってのはドライバーも喜んでくれるしね。












うんうん。










あと、やっぱりさっき話したみたいにスーダンで二日もヒッチハイクしてよく国境につけたな、とか。奇跡に近いことも多い。












そうだね。次の瞬間が予想できないってのが、私がヒッチハイクにハマったところだね。どこに行くかわからないしね。そういうのにワクワクしてるの。親指立てながらさ。










そうそう。その冒険心もあるね












あぶないってのもあるけど、やっぱり楽しさとか、想像もできないことが、それを遥かに上まるから、私はヒッチハイクの身を任せている感じが癖になる 笑 今でも結構南アフリカでやってる。










そうだね。









地元の人に泊めてもらう民泊体験





ヒッチハイクから民泊に進展したりするでしょ?ドライバーの家族に誘われたりして。










私はそれは気をつけてるんだ。何度も誘われたけど、家に行ってしまうと、何かあったらお終いだからいかないのよ。












そっか。私は結構泊まってるね。ドライバーもそうだけど、着いた場所で出会った人の家とか。ヒッチハイクしてて、車捕まらなくて、その夜は宿探さないとってなると、誰かがオファーしてくれたりね。私、結構図々しく付いて行ってる。基本一人暮らしの人とかあんまりいないしさ。みんな大家族だから。







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(エチオピアでドライバーにご馳走になった伝統エチオピア料理 インジェラ Photo by 未来子)






一人でもしてるの?












一人でもしてるね。中央アジアとか、カフカスとか。出会った人の家とか多いな。あとヨーロッパも結構カウチサーフィンだね。友達が紹介してくれて、その友達、その友達って。キャンピングカーをヒッチハイクしてスペイン人二人組と2ヶ月旅したり。だから西欧と南欧はほとんど宿に泊まってないの。テントも持ってたしね。ヒッチハイクすると宿代節約できると思っていたしね。本当にありがたいよ。










あと、地元の人の宿をドライバーに紹介してもらったりしてるね。











そうだね。地元の人の宿だからマニアックだからね 笑










そうそう。だから安い。笑












めっちゃ地元の人しかいないけどね 笑










あ、でも安いから 笑












ヒッチハイクする人自体、私が旅していた時はあんまり会わなかったな。みきちゃんは会った?










私もそんなに会わなかったかも。あ、でもヨーロピアンでいたな。エジプトとかでいて、一緒に行こうって言われたけど、男の人と一緒にヒッチハイクすると捕まらなくなるから、ごめんって言って断ったりしてたけどね













未来ちゃんってそうだよね (笑)すごい徹底してるよね。車捕まえることにさ。当然なんだけど。うちに来てくれた時もさ、ウムタタを出る時に「あ、じゃ、ここで。一緒にいてもらうと捕まらないので、先にいってください。」って感じだったよ 笑










そうそうそう!そうなのよ。












いや、ごもっともだと思うよ 笑









二人爆笑


ヨーロッパのヒッチハイク事情




ヨーロッパとかで結構ヒッチハイクしてるヨーロピアンは多いよ。












私はあんまり見なかったなぁ。タイミングもあると思うけど。










私がしてた時は結構いたの。それでヨーロピアンの男の人が一緒にやろうよ、って言ってくれたりしたけど、断ってた 笑












そうだね。こっちは現実問題だからね。男の人は女の人いた方が捕まるけどね。










ヨーロッパのヒッチハイカーの暗黙のルールとかあって、先に始めた人の後ろにつくの。先にいた人が先に出て行くの。












へぇ!知らなかった。










パリを出る時、幹線道路に行ってヒッチハイクができるところに着くと、もう3組くらいいて、私はその後ろに着くの。そして「あ、だいぶ前の人たちがいなくなった」と思ってやってると、今度は私の後ろに人が着いていくの(笑)












暗黙でそんな風になってるんだ~。おもしろいね。









ヒッチハイクで自分が変わったこと






ヒッチハイクを初めてどんな風に変わったとかある?










そうだね。何に対しても物怖じしなくなった。何に対してもストレートになってきた気がする。それはアフリカの旅で得たことでもあるんだけど、あんまり感情を隠さないようになった気がする。相手を探ったりもしない。だから私は自分がすごい今アフリカ人化しているのを感じる。









モロッコで
(モロッコでヒッチハイクした車にて)






隠さないねー、アフリカ人。常に素のままだね。いいよね。










だから気がついたら、今、旅の途中で日本人と話してる時にすっごい失礼なこと言ってたりするっぽい 笑












わかるよ、私もトランスカイに住み始めて思うのが、それって人間関係を作っていく上でめちゃくちゃ大切なことじゃないかと思ったの。人を傷つけるような、言わなくてもいいようなことは言わないよ。でも言っとかないと、これ自分の中にワダカマリが残るなっとかって思うことは、少し勇気を出してでも言うようにしてる。










アフリカ人って言ってくれるからさ。何でも。そうやってワダカマリがなくなると、人と付き合うのが楽になるっていうか、相手のことを簡単に受け入れられる。










そうだね。ももちゃん隠さないね。私も最近言われるね。なんでもズバズバ言うって。












みきちゃんもそういうタイプだね(笑)でもやっぱり言ってしまった方が気持ちがいい。これって歳のせいかね? 笑












二人爆笑





いや、歳のせいだけじゃないよ。アフリカ旅して私も性格が変わったと思うもん。












そうか。そうか。やっぱりアフリカだね。










あんまり気を使わない。アフリカ人の付き合い方に似てきたって思う。












私と未来ちゃんの共通点だね。アフリカ人みたいな日本人 笑










だって気持ちいいでしょ?お互いに。












そう!そう思うよ。










だからアフリカ人はお互いに結構さっぱりしてるしね。












う~ん、住んでみて思うのはやっぱりさっぱりしてない人もいる 笑。性格がそのままの人たちだから、いい人はいい人だけど、嫉妬心の強い人はむき出しだったりする。嫉妬深い人同士の泥沼とかも聞く。こっちはスピリチュアルの世界だから、シャーマンとか魔女とか使って魔術かけて陥れたりする話も聞くよ。ま、日本にも泥沼もあるし、どっちがいいってわけではないんだけどね。










そうなんだー。なんかそれわかる気がするなぁ〜









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(ケニアとエチオピアの国境越えヒッチハイクを一緒にしたエチオピア人 Photo by バンベニ桃)





私の場合はヒッチハイクを初めて野生の勘が鋭くなってくるのと、出来ごとには理由があって起こってるって思えてくるよね。そんな日本ではなかなか見えることができなかったことが、見えるようになったというか。感覚の話だからうまく言えないけど。










そうだね。こうなるべくしてこうなった、とかあるね。












うん。そうそう。今もそんな感覚を大切にして生きていきたいって思ってる。










そうだね。













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さてさて、今日はいいお話聞かせてもらいました!ありがとう。これからは中米を旅するんでしょ?気をつけて旅を続けてね。










ありがとう!これから1ヶ月キューバを旅するよ。その間ネットできないらしいから、帰ったらまた連絡しまーす!












ありがとう!待ってますー!













みなさま、最後までお付き合いくださってありがとうございます!それにしても、ヒッチハイクネタ、マニアックでしたね(笑)
本当に旅人それぞれ。同じ旅のスタイルっていうのはないですね。 質問やコメント、テーマ案なども受け付けております!まだまだ続きます!
また、面白いことやってるよ〜って方、引き続き募集中です!あ、旅人に限りませんよ!心にメッセージがある人、面白いことやってる人など是非談話しましょう♪メールください!それでは次回をお楽しみに〜!One heart,


















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