アフリカの旅、マラリア、ヒッチハイクで遭った危険体験。《ヒッチハイクする女たちの談話》 - sisodwa
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談話シリーズ

アフリカの旅、マラリア、ヒッチハイクで遭った危険体験。《ヒッチハイクする女たちの談話》

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※この談話を読む前に、この談話の紹介「はじめに」をお読みください。


《戸田未来子》
2015年から女一人のヒッチハイクで地球を旅中。カフカス、トルコ、ヨーロッパ、アフリカの旅をヒッチハイクで終え、現在中米を周っている。

《バンベニ桃》
10年前ヒッチハイクでユーラシア大陸横断、アフリカ大陸東西南北と旅する。現在はその旅でたどり着いた南アフリカのトランスカイという地でコサ族の夫と二人の子供を授かり、自給的な暮らしを目指す。
(Follow me-----facebook Twitter トランスカイ情報) 




第3回:テーマ「アフリカの旅」






こんにちはー!南アフリカ トランスカイから桃です!










こんにちはー!今回はメキシコ カンクーンから未来子です!












今回で第3回目のヒッチハイクする女達の談話。今回のテーマは未来ちゃんも私も大好きな「アフリカの旅」について話していこうと思います。










お。いいね〜。









観光客がいない!?ディープな西アフリカ





アフリカって一括りにしても、やっぱり地域で違うね。その中でも西アフリカってディープだね。やっぱりあれは私が旅した地域の中で一番ディーブだったな。未来ちゃんは西アフリカも旅した?










うん、そうだね。西アフリカは本当にディープだね












きっとアフリカ全体が昔は西アフリカのようだったんだと思うんだけど、東部とか南部アフリカはもう近代化の波が来てるから、都市部はあそこまでディープではないよね。西アフリカってシンプルで文化的な暮らしで、アフリカの本来の暮らしが見れる。















ハードなアフリカの旅




アフリカの中でこれ、一番ハードだった、って国あった?










私、暑いのが苦手で、西アフリカがやっぱりハードだったなぁ











笑。ってか未来ちゃん、アフリカ旅してるんだけど、そんな感じなく旅してるよね。トランスカイの丘登った時に思ったけど、体力ないし、スーツケースでコロコロ転がして旅してるしね

















(衝撃の事実!そう、未来ちゃんはバックパック、いわゆる大きな背負うタイプのバックではなく、コロコロとスーツケースを転がして旅しているのだ!しかもヒッチハイク!)

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(第1号が壊れたため、南アフリカで新しいスーツケースを購入 Photo by 未来子)





だって西アフリカもこれでコロコロ転がして旅してたよ。だって体力ないんだもん。暑いし。暑いのがだめなの。











笑。いや、西アフリカは暑かった。










歩いたりするのも好きなんだよ。登山とかもするし。












あ、私は登山はちょっと無理だなぁ。その体力はないな。










いや、ほらこないだのトランスカイで登ったの、私の中では登山だから。












いやだ~!!そんなん言わないで!あれは丘だよ。山じゃないから!!














二人爆笑







あれ、私の中では登山なの 笑












そっか~。いや、あれを山って言っちゃうくらいだから、未来ちゃんの体力のなさは保証するよ(笑)しかしよくその体力のなさで女一人ヒッチハイクできるよなぁ(笑)












タンザニア
(タンザニアのトラックドライバーと。 Photo by 未来子)








私はアフリカで一番ハードだったのはマリのドゴン村だなぁ。もう最終的に村へ行く車がなくて、そもそも村に車持ってる人がいないから、待ってもダメで、ボロボロの乗合タクシーに乗っていったの。











いや、車持ってる人いないでしょ~?そこまで奥深く行くと…。












ないない。その乗合タクシーもボロボロだから。首都バマコで泊まった宿で働いてた子がドゴン村出身で、彼の両親の家にホームステイさせてもらったの。










あ、それドゴン族の?












そうそう。めっちゃディープにアフリカ文化な家族でね。ほぼ近代化されてないような砂漠地帯。バオバブの葉っぱを料理したものと、トウモロコシを荒く挽いて炊いたものを食べてるんだけど、どうしてもそれが口に合わなくて。しかも砂漠地帯だから飲み水がボトルに入れたら向こうが見えないくらい濁ってたの。










え?それ飲むの?












うん。水がそれしかなかったからさ。でも持ってた“水用の殺菌の薬”を入れたんだ。










あ?そんなの持ってたんだ。いいね。












って思うでしょ?ダメだったね。全然殺菌してくれてなくて、もう翌日からシャーーーーーーーーって下痢。もうシャーーーーーーーーーってやつ。止まらないの。しかも4日後にしか乗合タクシーが出ないから、4日間は滞在しないといけなくて、4日間は死ぬかと思ったよ。










でも食べなきゃ死ぬからね。水も飲まないと死ぬしね。












いや、食べても食べなくても死にそうだったけどね。水も飲むとさらにお腹壊すからさぁ。










え?じゃ何も食べてなかったの?












いや、マンゴーがあったんだけど…










あ、マンゴーは食べれたんだ?












でも村人がマンゴーは食物繊維がすごい入ってるから、下したお腹にはよくないから食べたらダメだって言われたの。あの4日間はディープなアフリカを知ることができたね。本当に秘境中の秘境だったと思うよ。










それって、何日くらいその生活を続ければその水に慣れるのかね?












え?!生まれ育たないとダメなんじゃない?だって泥水を朝一に行って、上澄みをすくってとった水を飲んでるんだよ。目に見えない生き物がいーっぱい生きてる感じだよ。










そっか。じゃ?慣れないんだ。












いつかは慣れるかもしれないけど、その前に死んじゃうと思うよ、日本の衛星環境で育ってたら(笑)










でも海外で水危ないっていうけど、飲んでたらお腹強くなるでしょ?












そうだね。でもあれはレベルが違ったね。あ、でもまだトランスカイに暮らし始めの頃、飲み水用タンクの水を飲むのに、間違って、雨水がただ溜まっただけの水を飲んだことがあったの。私はもう体が痙攣して死にそうだったんだけど、セコ(夫)は同じ水飲んだのに何にもならなかったの。やっぱり生まれ育ってるからだと思うよ。










そっか。












うん。死ぬかと思った。井戸水とか、雨水貯めたタンクの水とか飲めるけど、たまってるだけの水の上澄みってのはやっぱり飲めないね。いろんな生き物が生息してるからさ。いや、本当に危ないよ、水は。















マラリアに苦しめられた西アフリカ





マラリアはかからなかったの?










あ、大丈夫だったね。結構蚊に刺される体質なんだけど、かからなかった。












あ、本当?ラッキーだね。私はたぶん3回くらいかかってる。もうわかんないやつもあるけど、西アフリカはずっと体調も悪くて、それがマラリアかどうかってわからなくて。でも今考えたらマラリアだったと思う。最後のカメルーンでかかったのは確実にマラリアだったね。










マラリアは一回かかると体にマラリアの菌が入っちゃうらしいよ。だから一回かかると発症しやすいんだって聞いたよ。












あ。そう?じゃ、それだね。今もあるのかなぁ。でも西アフリカを旅してた時は虚弱体質になってて、それもあって大変だったってのもあるんだと思う。ちょっとしたことで一週間吐き続けるとか。高熱とか出してた。










体調壊すときついよね。








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(エチオピアからケニアに向かうトラックをヒッチハイク Photo by 未来子)

ヒッチハイクの危険体験





やっぱりヒッチハイクって全く危ない目に合わずにできるものではないと思うの。そういうの、ちゃんと話しとこう。










そうそう。だから安易にできますよ、とは決して言えないよね。やってみれば?っていうのも言えない。












そうだね。鈍感な人だと殺されちゃうこともあるもんね。










そうだね。あと最近は二人でヒッチハイクやってるから大丈夫って人いるけど、それにもリスクがあると思ってて、男の人と一緒にヒッチハイクするとやっぱりすごい時間がかかる












そうか。私は一人でやることにはこだわってなくて、一人でやったり、二人でやったり。二人以上はないな。女二人ですると捕まるし、安心だと思うけど。トルコで男の子と一緒にヒッチハイクしたけど、結構停まってくれたけどねぇ。










それはトルコだからだよ。トルコはだってぇ、ヒッチハイクすっごい捕まるじゃん!












そうそう。親指挙げる前から捕まるっていう国。すっごいヒッチハイクしやすい国だよね。親日だし。










そうそう、トルコは女性にも男性にも優しいね。でもアフリカは結構大学生男二人組がヒッチハイクで旅してて、捕まらなくて野宿してるのとか聞いたら、野宿も危ないような気がしてさ。












西アフリカは野宿でも大丈夫だったけど、南部アフリカは危ないかもね。






ルワンダでヒッチしてたら子供に囲まれたとき
(ルワンダで制服姿の子供達に囲まれた Photo by 未来子)





西は危なくなかったんだ?












西はダカールとかの大都市になると危ないかもしれないけど、その他の地は強盗自体があんまりいないし、観光客が珍しいからみんなの目に守られてる感じだよ(10年前)。西アフリカは稀に見ぬ治安の良さ。あ、もちろん内戦の地域などは除いてね。人々の暮らしがってこと。アフリカって本来すっごい平和だったんだなぁって思う。でも近代化してきてる南部の都市部は危ないと思うね。マフィアとかもすごいし。もしかするとイギリスの植民地(東部と南部中心)とフランスの植民地(西部と中部中心)の違いもあるのかも。ヒッチハイクで危ない思いしたことある?










そうだね。今回ヒッチハイク二回目にしてカフカス(旧ソビエト連邦)のグルジアの山奥に連れて行かれたの。300kmくらの距離を移動しようとしてて、その人はバナナを運んでいる人だったんだけど、英語が話せなくて、ロシア語で、途中で景色がいいところに行こうよってなって、今だったら断ってるんだけど、山の上の方まで連れて行かれてたの。












なんかセクシャルな話なんてしなかったの?










してない、してない!それで山奥に連れて行かれて、「ではここで」って襲われそうになったの。その時になって肩とか触られたりされて、本当にやばいことがわかった。で、断って、で外に出た。でも彼は外でしようって話になってきて、でも断ってて、神様の話をしたの。 そしたら土下座されて「ごめん!」って話になった。で、お金を渡そうとしてきた。でもごめんのお金なのか、これでお願いなのかわからない。でも向こうが下手に出てたから、チャンスだと思って、荷物を出して、走ったの。












でも、みきちゃんバックパックじゃないでしょ?スーツケースで、どうやって逃げたの?










あれ、だから山道をコロコロ転がして逃げたんだよー!!












まじで?!すごいなー。売春婦と思われるってこともあるかもよ?結構トラックの運転手を対象とした売春婦がヒッチハイクしてるから。トルコのトラックの運転手さんが中国人の売春婦が道の途中にいるって言っていた。










そうなのかなぁ。謝ってるって感じだったと思うんだよねぇ。私はそう思ったの。でも追いかけてこなかったから。15分くらい走って降りると家とか見えてきて、大丈夫だった。














そっか。それは怖いねー。最初はそうやって怖い体験をするよね。私はヒッチハイクじゃないんだけど、タジキスタンで宿を紹介してくれた人に、みんなで飲むから一緒に行こうって誘われて。親切にしてもらったからなんか断りにくくて、行ったの。そしてみんなはヴォッカを飲んで(旧ソ連圏はイスラム教もヴォッカを飲んでいる)、ヘベレケになってて。










でも私お酒飲まないからシラフだったんだけど、退屈だし、暗くなってきたし、もう帰るって話したら、その人が送ってくれるってなったの。でもその人が真っ暗な誰もいない帰り道の途中で豹変して、茂みに引きずられそうになった。掴み合いの中、始めは「ヘルプミーーーー!!」って叫んだけど、途中で我に返って。こんな街頭もないところで誰も助けてくれるわけない、と思ってさ。










「ホテル(自分の泊まってる宿ね)行こうよ♡ホテルでゆっくりしようよ♡」と言ったの。引きつった満面の笑みで。しかも拙いロシア語で。その時にサンダルを片方失くしてて、でもそのサンダルがないと歩けないから、とりあえず探そうって提案したの。彼が茂みの中を探してるうちに、私は猛ダッシュで逃げた。走ったよ。逃げる時の速さって人間一番早く走れるからね。底力だよ。










それからは飲みには簡単にはついていかない。そもそも私飲まないからさ。でも思い通りにされてたらチーーンって終わりだった。でも最後の一秒まで諦めない気持ちでいたからね。だから一瞬の隙を見計らった。でもあそこで切り返せずにパニック起こしてたら本当に危なかったよ。










そうだね、弱気になったら負けだね。立場が上になるようにしないと












やっぱりこの子簡単だなぁっていうことになると、ダメ










あのタジキスタンの事件もヒッチハイクし始めてまだ間もない頃だったんだ。やっぱりヒッチハイクし始めって危ないことが多いと思う。やっぱり危険の回避方法とかわかんないし、誰も教えてくれないしね。










でも私はそれは誰かに聞いていたからって、できるかどうかわかんない。自分が身をもって実感しないと。車捕まえることに必死になって勢いで行っちゃうことってあるじゃん?












そうそう。そうだね。私は基本捕まったらありがたく乗ってたから。










本当?最初の頃?












基本的に乗ってた。未来ちゃんは断る?










断る。断る。やっぱり酔っ払いは断る。












酔っ払いは断るけど、たいがい乗ってたなぁ。未来ちゃんがさっき言ってたように、私も会話が怪しくなると政治の話や神様の話するの。するとセクシャルな話ができない空気ができる。未来ちゃんは断る時は直感で断ってるの?










うん。直感で断ってる。やっぱりコイツやばいなって時は絶対乗らないし、私は女一人でやってるからかなり捕まるのね。選ぶことができるって言ったらおかしいけど、もし断ってもまた次が捕まるって思ってるから。よっぽど車通らない道じゃない限り。だったら危険は回避したほうがいいよなって思ってる












そうだね。



















2017年3月2日





未来ちゃん、ありがとう。気をつけて旅を続けてね。










ありがとう!また地球のどこから連絡しまーす!












ありがとう!待ってますー!










みなさま、最後までお付き合いくださってありがとうございます! ヒッチハイク、地元の人と触れ合える手段ではあるけど、気をつけないと危険も潜んでいます。今回はそんな実体験をお話させてもらいました。
質問やコメント、テーマ案なども受け付けております!
また、面白いことやってるよ〜って方、引き続き募集中です!あ、旅人に限りませんよ!世界中のどこからでも気軽にご連絡ください!海外に移住した人とか興味あるなぁ。個人的に。心にメッセージがある人、面白いことやってる人などメールください!それでは次回をお楽しみに〜!





















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