小口良平氏 8年半の自転車世界一周の冒険を綴った紀行本「スマイル!」発売!本を出すまでの経緯を語る - sisodwa
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談話シリーズ

小口良平氏 8年半の自転車世界一周の冒険を綴った紀行本「スマイル!」発売!本を出すまでの経緯を語る

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ボリビア・ウユニ塩湖(2015年12月)

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【過去の談話シリーズ】
・バンベニ桃 × ヒッチハイクで旅する未来ちゃん《バックパック編》→リンク
・バンベニ桃 × ヒッチハイクで旅する未来ちゃん《ヒッチハイク裏話編》→リンク
・バンベニ桃 × ヒッチハイクで旅する未来ちゃん《マラリアやヒッチハイク危険体験 編》→リンク
・バンベニ桃 × 旧友 小田雅美《トランスカイ旅行談》→リンク



《小口良平》
大学4年生のときの初めての一人旅のチベット旅がきっかけで、世界一周を夢見ることに。大学卒業後、東京でお金を貯めて、2007年に日本一周。そして2009年〜2016年の間、自転車で157カ国、155,502㎞、約8年半の世界一周の旅を実行。自転車走破距離&国数 日本歴代1位。
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《バンベニ桃》
10年前ヒッチハイクでユーラシア大陸横断、アフリカ大陸東西南北と旅する。現在はその旅でたどり着いた南アフリカのトランスカイという地でコサ族の夫と二人の子供を授かり、自給的な暮らしを目指す。
(Follow me-----facebook Twitter トランスカイ情報) 




バンベニ 桃(ライター) × 小口良平(自転車冒険写真家)


2016年9月に、5大陸を自転車で8年半かけて走破した自転車冒険家、小口良平氏。
聞いただけでも、ガッツの必要な旅のスタイルである。社会人の彼が”世界一周”という夢を追い出してから、15年後、彼は昨年無事5大陸制覇を終え日本に帰国。彼の夢は叶った。そしてこの度彼は一冊の本「スマイル!」を出版することになった。

彼がこの本に込めた想いは「人は人のスマイルによって、元気をもらい、助けられ、成長させられる」ということ。
この8年半で彼はどれだけのスマイルと出逢ったのだろうか。出逢いを繰り返す「旅」というのは幾度となく「人生」と例えられてきた。彼は言う「人と出逢っている限り、私の旅は続く」。人生は旅だ。そして私も、その使い古された言葉を信じる一人である。

出逢いの連続、人とのコミュニケーション、魂の解放、精神の修行。旅に学ぶことは数え知れない。
「旅」というのは非日常的であるが、旅をする中で人は「生きる智慧」を出会う人を通じて学ぶのだろう。

人と人を繋ぐ「スマイル」。彼の本は元気や勇気で溢れている。読んだ後、明日を楽しく生きれるように。そんな彼の気持ちが詰まった一冊。

「そう言えば、自分が本当に好きなことって、なんだったっけ?」

ふとそんなことを思ったなら、この「スマイル!」を読んで、バックパックに荷物を詰めて、旅に出よう!

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アメリカ・グランドサークル(2014年10月)




こんにちは。南アフリカ、トランスカイから桃です。

今回のゲストはなんと、世界一周を自転車で走破された強靭な精神をお持ちの小口良平さんを迎えております。

今日は良平さんに、旅のお話や、5月17日発売の彼の旅のストーリーを綴ったデビュー作「スマイル!」が出版される経緯などを、お話していただきたいと思います。

良平さん、今日はよろしくお願いします。








どうも。よろしくお願いします。







以前ウェブマガジンBe inspired!で「"おにぎり君"と呼ばれた男、8年半の自転車地球一周の旅を語る」を書かせていただいた時に、旅のお話を聞かせていただきましたが、ものすごい精神力をお持ちで、ビッグリスペクトです。

今回は、「スマイル!」という書籍を出版されるということ、おめでとうございます。







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はい、ありがとうございます。
旅で出会った多くの「スマイル!」をみなさまにお伝えしたいと思い、出版に至りました。







この本にどのようなことが書かれているのか、簡単にお話いただけますか。








「人」と「自然」との出会いが主に書いてあります。プロローグから始まり、第5章まであります。
夢を見ることになった経緯から始まり、世界中の旅での出会い、そして帰国後の活動まで、私のあしかけ15年を1冊の224Pに詰めました。







15年を1冊にまとめるのは大変な作業だったと思います。








はい、本当に大変でした。書きたいことが多すぎるのは言うことはありませんが、想いを読者の方にわかるように書くという作業が、いかに大変かを知りました。





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エチオピア北部(2012年7月)




作業はどのように取り組まれたんですか?








役に立ったのはブログです。
ブログは日記とは違い、もう少し人に読んでもらうようにまとめて書いていました。
写真も計10万点近くあり、それを見返すだけでも本当に大変でした。
写真と日記を見返すと、タイムカプセルを開けるようで、当時の気持ちを思い出し、喜怒哀楽の感情が溜まって、作業が先に進まないときもありました(笑)







写真10万点!!!!!!それは財産ですね!

旅の途中は現地で出会う人々にも支えられたのではないかと想像します。

実にいろんな国を旅されていますが、日本人男児が世界一周自転車の旅のチャレンジを見て、現地の方たちはどのような反応があったのでしょう?








日本と似たような経済レベルの国では、チャレンジの意味を理解してもらえることも多かったですが、アジアやアフリカを走ったときは、彼らに私のしている行動の意味と言うか、価値を理解してもらうのに時間がかかりました。

お金という生産性があるものではなからでしょうか。しかし彼らと話していると、「僕もやってみたい!」と言ってくれる子供たちもいました。

世界中の人に共通なのが、「何かに一生懸命頑張ってる姿を応援したくなる」なのかなと思いますが、特にアジアやアフリカや南米などは、自転車で走っている私に優しくしてくれました。





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ケニア(2012年10月)



そうですか。そのチャレンジの価値っていうのは非常にわかる気がします。

ヒッチハイクでも同じようなことが言えました。でも理解を超えていたとしても、世界中の人は手を貸してくれ、応援してくれますね。








そうですね。私は人力でできる自転車よりも、人の助けを絶対に必要とするヒッチハイクの方を尊敬しています。

語学が増すのは言うことありませんが、何より人間力が鍛えられるなと思っています。
私にはまだまだレベルの高い旅だなと感じました。







いえいえー!!ヒッチハイクは人間力こそいりますが、体力必要ないですよー。

そうして考えると、本当に自転車の旅とヒッチハイクは別物ですね。私は体力に自信がないので、自転車の旅は九州一周もできないと思います(笑)












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ボリビア・ウユニ塩湖(2015年12月)



「本を書きたい」という想いはいつ頃から抱かれていたのですか?








2002年の大学四年生のとき、海外に憧れを抱いて手にした本が、沢木耕太郎さんの『深夜特急』でした。

そのときの感動は未だに覚えています。まるで沢木さんになったかのように、自分が世界中を本の中で旅をしていました。

その後、名著と呼ばれるものから、マニアックなレベルのものまで、紀行文を読み漁りました。いつの日か自分も旅の本が書きたいと思うのには、当然の流れでした。

手始めに、2007年の日本一周の頃から、ブログを書き始めました。それが今回の書籍化に繋がりました。







本を出そうと思われた時に、どのように行動に移されたのでしょう?








2007年の日本一周の旅の頃から、出版社や雑誌社に訪問し、業界関係者に繋がりを持たせて頂きました。

本当に細々とですが、雑誌やWeb等に記事を載せてもらうこともできました。

旅に出る前の職種の営業時代の経験から、出版会社を飛び込みで回るよりも先に、まずは紹介で回るのがいいだろうと思い、友人知人を頼りに紹介で出版社を回りました。





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アメリカ・デスバレー(2014年11月)



夢に向かいながら、同時にメディアと繋がり、発信する。やはり、良平さんがおっしゃったように、社会人時代の営業経験が見事に生きていますね〜。








営業時代の上司にも感謝ですね(照)






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ペルー北部(2015年9月)



出版社は結構回られたんですか?








出版社は実際には、3社を紹介営業で回り、4社は知人友人を頼って相談をさせて頂きました。







その4社の中で決めたこの㈱河出書房新社はどんな縁があったのでしょう?





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2007年の日本一周後に、私のブログを見てメッセージをくれた方がいました。その方は私と同じように日本一周をしたいと言い、何度かのメッセージ交換をしてアドバイスをしました。

のちに彼が旅に出て、長野の実家に会いに来てくれました。旅の間もずっと友人関係が続いており、帰国のタイミングで彼が私にライター編集会社の方を紹介してくれました。

友人の彼はメッセンジャーバイクの会社を起業していて、その縁で知り合ったメッセンジャーをしていたライターの方を紹介してくれました。そのライターの方の縁で、今回の出版会社と結びつけました。







そうですか。縁で繋がりますね。出版会社に売り込みに行く時は企画書などは持って行かれたのでしょうか?








はい、持っていきました。「紀行文&啓発本」をテーマにしました。
帰国後、縁あって旅の経験を語る講演会を20回ほどさせて頂いておりました。その中で、伝えたいメッセージが約40エピソードありました。それを企画書にまとめました。ソースは普段書き留めていた日記とブログからです。





−30℃の東欧
ルーマニア(2012年2月)



また執筆されたことで、出版業界で学んだことなどお話していただけますでしょうか?








会社によって、アウトドア向け、旅向け、啓発向け等、当然のように肌の色があることですね。

電子書籍の普及の影響もあり、昨今、紙媒体でのチャレンジできることが少なくなったそうです。商業出版である以上、会社はボランティアでは動けません。そのため、自分の伝えたい思いをどこまで考慮してくれる出版会社に会えるかどうか。そして、会社といえど、担当者の熱意がいかに大切なのかも知りました。

「良いもの」だから、書籍化できる訳でもなく、やはり最後は人なのだと感じました。







そうですか。確かに電子書籍のシェアが大きくなっている時代ですね。








また、書籍を世の中に残すということは、旅をするよりもずっと大変だということを学びました。ひとつの本を世に出すのに、企画、デザイン、編集、校正、校閲、印刷、販売、取次等、多くの人が関わっている。

今回の書籍は、講演会の内容と過去のブログで骨組みをして、編集の方と、私で肉付けしました。さらに編集社、出版社、校閲専門、私の4者で贅肉を削ぎ落としました。

結果、私のDNAは7〜8割くらいになりました。







そうですか。校閲専門の人もいるんですね。出版社と一緒に本を作り上げて行く、ということですね。本を出すことは執筆者が出したようにも一見して思えますが、実はたくさんの人がその中で動いているのですね。




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スリナム(2016年6月)






伝えたいものというのは、いろんな意見を多くの人とぶつけ合って、磨いて、原石からダイヤモンドを作り上げる作業です。

桃さんしかり、今までのインタビューを受けた経験から、自分でも気づいていなかった自分を知ることができました。今回の書籍はそういった意味でも、いろんな方と一緒にひとつの命を紡ぎ出したと思います。

今回のことで出会った編集者や出版社の方たちとの出逢いは、まるで旅が続いているようです。今でもいろいろな方に出会い、助けられ、成長させてもらっています。







そうですか。人との縁によって作られた本ですね。
どのくらいの時間をかけて作られたのですか?








企画からと考えると、講演会の内容を重ねながらのエピソードに4カ月、そしてそのエピソードはブログで書き出してありました。

なので土台となる骨は4ヶ月で作りました。あとは約2ヶ月で編集、校正、校閲したので、計6ヶ月くらいになります。


ただ、ライターさんと出版社に持ち込んでからは、3ヶ月くらいで最終入稿しました。








ライターさんと一緒にというと、そのライター編集会社のライターさんですか?








はい、そうです。そのメッセンジャーをされていた方と作業をしていました。







そうなんですね〜。いやぁ、場所が日本になったというだけで、”小口良平の旅”は続いているという感じですね。








はい、人と出逢っている限り、私の旅は続いています。





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ブラジル北部(2016年6月)



本を書く中で、自分の中で何か変化がありましたか?








当初は完全自筆出版にこだわっていました。
ただ前述のように、そうではないのだと知りました。
ある種の日本の社会復帰のリハビリです(笑)







そうですね。読者あっての本ですからね。読者の目線に立つことは大切ですね。私も書きたいことすべてにスポンサーがついてくれるわけじゃない、という気持ちはよくわかります。ブログでは書きたいことばかり書いてますが。








そうですね。そして何をするのも出逢いだと気付きました。だから一生旅なのだと。
今回の書籍も、もしかしたらある種の出会いの「ツール」なのかもしれません。本をきっかけに出逢いがあり、また最近連絡を取ってない人に本が出たことを報告し、縁が再び繋がったり。





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ブボリビア・ウユニ塩湖(2015年12月)



私と良平さんが私のブログでこうして対話していただいてるのも、やっぱりこの本のおかげです(笑)

またこれから何か、目標にされていることはありますか?








2020年に向けて、少しづつ動き出しています。
私の大切にしている「自然の中で人と巡り会って生きていく」ことを実践するため、長野でカフェ&ゲストハウスのようなものを作りたいと思っています。






いいですね〜〜








なぜ「ようなもの」というかというと、私は箱を作りたいのではなく、人集めがしたいのです。発信することで集まる人とのコミュニケーションが取れる場であれば、形も箱も問わないというのが本音です。

ただ、同じような空気を持った人が、SNSのような「いいね!」なくて、「リアルいいね!」を言えるような場を作りたいと思っています。集まって来てくれたそのひとたちが、何を作ったらいいのか教えてくれると思っています。







そうですね。"リアルいいね"大切です。目標に向かって物事を起こそうとすると、不思議と周りが同調してくれるものですね。

本人が純粋にその想いを持っていればいるほど、その流れはくるものではないでしょうか。きっと何かを作り上げる時に、その箱の形がいろんな人のアイディアなどで変わってきて、面白いことになりそうですね。




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アメリカ・ニューヨーク・ゴール地点!(2016年9月)




桃さんが、帰国直後の私に賛同してくれ、記事を書いてくれた時、パワーと自信をもらいました。
今までは自信って、自分でつけるものだと思っていたのですが、自分でつけた自信って、意外に脆いものなんだと気づきました。でも周りの人からもらった自信は、いつまでたってもぶれません。

それを私は2016年9月のコロンビアでのインタビューで、桃さんからも頂きました。
改めて、ありがとうございます。







いえいえ、とんでもない。私も良平さんの旅をインタビューさせていただいて、同じ旅人として勇気をもらいました。ビッグリスペクトです。

それではこれからは、そのカフェ&ゲストハウスのようなものを作ることに集中される予定ですか?








はい。
20代は苦労して何かを計画する時期。
30代は、苦労した計画を実行する時期。
40代は、実行したことで出逢った人、これから会うであろう人への感謝の還元の時期。
そして50代は、一人では成し遂げられない夢を叶える時期です。

ひとまず40歳になる2020年に、カフェ&ゲストハウスのようならものを目標に動いています。
そして50歳になる2030年は、南極を走ります。
2040年には月を走ります🚲







(爆笑)
さすが!
いやぁ、月へ行った時はぜひまたインタビューさせてください。








はい、月からSkypeします〜
きっとその頃には地球外電話も充実しているはずですね〜(笑)







月からだったら日本もアフリカも関係ないですね(笑)楽しみにしています。今回はお忙しい中ありがとうございました!本を出す経緯など、とっても勉強になりました!








こちらこそありがとうございました。





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日本・渋谷 長旅を終えて日本に帰国(2016年10月)

------------------4月20日-----------------

スマイル! 笑顔と出会った自転車地球一周157カ国、155,502km 好評発売中!(リンクから購買できます!)

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皆様、最期までお付き合いいただきありがとうございました。
5大陸自転車で走破するという偉業を成した小口良平氏のデビュー作「スマイル!」が5月17日発売されます!
彼の8年半にも渡る旅のストーリーや、旅を通じて彼が得たもの、たくさんのスマイルが詰まったこの一冊、是非読んでみてください。

「談話のじかん」では引き続き、皆様の体験談、メッセージ、などを話していただける方を募集しております。
また、談話のコメントなどありましたら気軽にどうぞ m(_ _)m
















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