南アフリカの秘境 ワイルドコースト(トランスカイ)ハイキングの旅 - sisodwa
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南アフリカの秘境 ワイルドコースト(トランスカイ)ハイキングの旅

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トランスカイ地方にはワイルドコーストという、南アフリカの秘境だと言われている、景色の美しい海岸線がある。その海岸線沿いをセコの弟でもあり、私の気の知れた友人でもあるジュッダと子供二人を連れてハイキングの旅に出た。ジュッダが日本に暮らしを移す私たちのために、プレゼントしてくれた旅となった。

子供たちもジュッダが大好きなので、大喜び。

-------コサ族豆知識------
コサ族ではお父さんの兄弟はみんな”お父さん”である。厳密に言えばお父さんのお兄さんはTato mdala(大きなお父さん)で弟はTato mncici(小さいお父さん)となり、兄弟の子供は自分の子供だと捉えている。その逆にお母さんの姉妹は全てお母さんとなる。
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その中でも僻地なのがブルングラ村。私たちの旅はここから始まった。ヒッチハイクと乗合タクシーで私の住むウムタタからブルングラ村を目指す。(曜日によっては観光客用のシャトルが出ている)

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(乗合タクシーは人と荷物でぎゅーぎゅーすぎて、お尻がカチコチになる。かなりのタフな体験だ。この交通機関で行くと宿が一泊タダになる。)


ブルングラ村は大自然とコサ族の暮らし以外には何もない。観光も村に一つあるコサ族経営のロッジが一つだけ。その宿はオフグリッドで電線も水道もない。電力はソーラーパワーのみ。料理はガスを使っている。水は井戸水とタンクの水で運営。トイレはバイオトイレ仕様だ。

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川の河口に位置するこの村は、海と川の恵の両方の顔を持ち、たくさんのマングローブが生える、とても美しい場所だ。実はブルングラは私がトランスカイの中でも一番のお気に入りの場所で、トランスカイを訪れる人はぜひこの村に足を運んで欲しい。

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そのブルングラロッジの創立者のデイブとリジャーン夫婦は私とジュッダの友人でもある。
今は村人に全運営を譲って、村の教育や健康のためにNPO「Blungla Incubator」を立ち上げている。村にはいくつかの小学校、中学校、高校を設立。ただ学校を設立するだけではなくて、教育レベルにも力を入れている。

村には電気も水道もないため、コサ族式家屋をセルフビルドで作った彼らの家はソーラーパネルで自家発電。水はタンクの水を使う。トイレもバイオトイレを使うなど、とても近くを流れる川からソーラーパンプで水を汲み取り畑に水をあげている。今年は米の自給も始めていた。ソーラーパネルで洗濯機も掃除機(しかもルンバ!)も使えるのだから、二人のオフグリッドの暮らしはとても快適だと言えよう。

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(デイブとリジャーンの完全オフグリッドハウス)

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(陸上で育つお米を植えている。)


村では自家栽培で育てた野菜も、ロッジが買い取ってくれるため、職がなくても野菜を作れば収入に繋がる。デイブたちも野菜を作ってロッジに売る。遊びに行っていた間にリジャーンが作ってくれた、おいしいおいしいご飯は、菜園で採れた野菜を使った料理。

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(ひよこ豆のパンケーキ。いろんな具をお好みで。サナはビニールで作ったカッパを着ている)


時々、自分と同じ種族のような人間と出逢うことがある。不思議なもので、それは自分が日本人ということではなくて、肌の色が違っても、目の色が違っても、共通する言葉を話しているように感じることがあるのだ。
デイブとリジャーン、そしてジュッダも、私がそう感じる人間である。そんな同じ種族の友人に囲まれることに、とても幸福感を感じる。

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白人のデイブと、カラード(混血)のリジャーン、サナ、ンペポ、そして黒人のジュッダと、日本人の私。その小さな輪はとてもインターナショナルなものになった。南アフリカでは私(黄色人)が加わることでその場が一気に国際色豊かになることがある。そのことに私いつも喜びを感じている。ここでは黄色人は圧倒的なマイノリティなのだ。

楽しかった二日間はあっという間に終わり、これから私たちはコーヒーベイの少し先にあるジュッダの家を目指して、3日間かけて海岸沿いを歩いて行くことになっていた。

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出発の朝はあいにくの雨で出発が遅れ、デイブが車で距離を縮めてくれた。そのハイキングロードは、たまに上り坂もあり、4歳のンペポには少しタフかと思われたが、小さい歩幅で一生懸命歩いていた。デイブが車で送ってくれたこともあり、1日目は3時間ほどのハイクとなった。

トランスカイの海岸沿いの風景は、特別だ。日頃内陸で暮らしている私は潮風を全身で感じた。朝の雨はすっかり上がり、雲の隙間から澄んだ空気の青空が広がった。ワイルドコーストの地形は、荒波で削られた幻想的な岩肌が印象的だ。

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大自然の中にいると、心が解放されるのを感じる。体の疲れとは裏腹に心は満たされていた。体力のあるサナは自分の力を試すかのように、ジュッダと一緒に一歩先をぐんぐん歩く。子供達の心も解放されているのは明らかだった。

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私たちの旅路は続く・・・。




《つづく》 




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