"一本の鷹の羽根"とマタジーとの再会〜南ア ワイルドコースト ハイキングの旅(2)〜 - sisodwa
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"一本の鷹の羽根"とマタジーとの再会〜南ア ワイルドコースト ハイキングの旅(2)〜

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ブルングラを出発した私たちは、「ルバンジ」という海岸沿いの宿を目指して歩いた。この宿で私はソウルメイトのマタジーと会うことになっていた。彼女は薬草などを扱いシャーマンの修行をしている。

彼女は私が日本へ行く前に、彼女の暮らすホクスバックからトランスカイまで会いに来てくれたのだ。私たちがブルングラへ発つまでウムタタの我が家に泊まっていたマタジーと別れ、この宿で落ち合うことになっていた。

《マタジーの記事》
南アの神秘の森へ スーパームーンの旅《上編》
南アの神秘の森へ スーパームーンの旅《下編》


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ジュッダと子供たちと私は、海岸沿いやコサ族の村々を歩き、ルバンジを目指す。

海岸を歩いていると一本の羽根が落ちていた。何かに惹きつけられたように、その羽根を拾い着いた砂を払う。大きな羽根。鷹かトンビの羽根だろう・・・。

私はその羽根をサナにあげた。その瞬間サナが私の目を見て、「これはマタジーへのプレゼントだよ」と言った。そして彼は自分の髪に刺し、スイスイと歩き始めたのである。私は何も言わずに彼の後を歩き出した。

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(サナの頭には鷹の羽根。)


ルバンジに着いた時、マタジーは笑顔で私たちを迎えてくれた。ルバンジの宿はオーナーの二人が手作りで作った宿で、今も建設中であった。それでも十分素敵な宿であった。

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着いて早々、サナがマタジーに拾った羽根をプレゼントした。マタジーは目を丸くしてサナの顔を見つめる。そしてこんな話を始めたのだ。

「私の師匠でもあるシャーマンに、7本の鷹の羽根を集め、私の大切にしているこのスティックにつけるように言われているの。
実は昨日の夕方、ベッドでウトウトとしていると、流木でできたこのベッドの一部がモモの顔になったの。そしてその髪には大きな鷹の羽根が真っ直ぐ上を向いて刺さっていたのよ。」
と流木でできた彼女のベッドの一部を指差した。

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(マタジーのベッド)

マタジーはサナの渡した羽根をとても大切そうに握りしめ、そして彼女の髪の毛に刺した。
そして彼女は「きっとこのスティックがこの羽根を呼んだのよ。」と言った。

その晩、テントの中で疲れてぐっすりと眠るサナとンペポを見届けて、私は星空の下で話すマタジーとジュッダのもとに加わった。

波音の聞きながら、南アフリカの薬草の話や、マタジーのホクスバックでの暮らし、私がこれから日本でやりたいこと、ジュッダの手作りの家の話などで盛り上がる。

マタジーとの出会いは2014年のレインボーギャザリング。あれから4年。私たちは離れて暮らしていても、連絡を取り合い、絆を繋いできた。マタジーの魂もまた私と似た種族のような気がしてならない。これまでも頻繁に会える距離ではなかったけど、さらにこれから離れて暮らすことになることに寂しさを感じる。

私が日本に移っても、それまでと同じように、彼女はこの南アフリカの自然の中で暮らしていく。もしかすると日本の暮らしが始まると、彼女の存在が嘘のような気持ちになるかもしれない。

マタジーが話すことは、いつもとてもスピリチュアルで、幻想的で、強い地球とのコネクションを感じる話ばかりだ。私はそんな彼女をとっても愛している。彼女と話していると、地球との繋がりを私の魂が感じ、満たされた気持ちになる。

どこで生きようと、私は地球の一部だと感じていたい。地球とのコネクションを忘れたくない。私がこのアフリカの暮らしで感じることができるようになった数々の地球とのコネクション、この気持ちをそのままに日本で生きていけたらいいなと願う。


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(道端に落ちた牛の糞を器用に丸めて運ぶ、フンコロガシ。)

一泊だけのルバンジでの時間はあっという間に過ぎ、私たちは次の目的地であるコーヒーベイを目指して歩き始めることに。

別れの朝、マタジーは私にヘアラップというカラフルな綿の糸で髪の毛を巻くものを着けてくれた。彼女は私のヘアラップの先生でもある。彼女に習ったことは数え切れないほどある。彼女はクリスタルなどの石の知識も豊富である。薬草の知恵も彼女からたくさん学んだ。

ヘアラップをしてくれている30分ほどの間、私たちは太陽の下に座り、とても深く繋がり合った時間を過ごす。帰国前に彼女に再会することができて本当によかった。神様、本当にありがとう。


そして彼女の頬にキスをして、私たちは別れた。


次に彼女と会うのはいつだろう。それがいつであっても、その時間を感じさせることはないだろう。
「私は魂で語り合うことが好きなの。その他のことは私にとってあんまり重要なことじゃないのよ。」
今でもそう語る彼女の顔が目に浮かぶ。マタジー、I Love You.... 

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私たちはコーヒーベイを目指して歩き始めた。

不思議な縁を繋ぎながら、こうして私たちの旅路は続いていく・・・・。

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《つづく》




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