透明人間になった私。「自分だけが持つ独創性を信じたい」 - sisodwa
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日々のこと・日々の想い

透明人間になった私。「自分だけが持つ独創性を信じたい」

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北九州の繁華街を一人歩き、とても違和感を覚えることがある。

私の暮らしていた南アフリカのウムタタには日本人は私しかいなかった。
ウムタタの人口の多数派はコサ族だったので、繁華街に出ると、コサ族で溢れかえっていた。

私は歩くだけで大層目立ち、「チャイナ!チャイナ!ジャッキーチェーン!」とからかわれたものだ。そんなことも日常になっていたので、気が向けば「你好!」などと挨拶したり、気が向かなければ知らん顔したりしていた。8年も住めばそれにもすっかり慣れていた。日本語を話すことなどなかったのだ。

そして今、繁華街を一人、歩く。
当然のこと、繁華街を歩いて私のことを振返って見る人などいない。そこに私が存在していないかのような、不思議な感覚を覚える。誰も私のことを気に留めない。私は透明人間になった気持ちになった。だーれにも見えない透明人間。

私は改めて、自分が日本人だと確認する。当然のことだけど、私にとっては当然ではない。日本人の一人もいない場所で8年間、生きてきたのだ。今思うと私はスイミーのようだった。真っ赤な魚たちの中で、一匹だけ真っ黒なスイミー。でも私はスイミーであることを楽しんでいたんだ。

透明人間になった私は、商店街の人混みの中を歩き、すれ違う一人の外国人を見つける。あ、ここにもスイミーがいる。

そして今、同じ魚の群れに、私は舞い戻る。同じ言葉、同じ文化、同じ民族。それはとっても心地良いものだ。

でも私は一度自分の人生でスイミーになった経験を忘れたくないなと、ふと思う。あの経験のおかげで、堂々と人と違っていられる勇気をもらった。

私は人と違うことを恐れない。人と違うことを楽しみたい。自分だけが持つ独創性を信じたい。
他人が自分と違うことを楽しみたい。いろんな人間の存在を楽しみたい。いろんな刺激を受けたい。

同じ色の魚の群れに入った私は、実はそんなに同じ色でもなかったのだと気がつく。私は私だ。全く同じ魚なんて本当は一匹もいない。変わり者になる気もないが、人に理解してもらえるように生きる気もない。
感じるままに、私は私を生きよう。そんなありのままの自分を受け入れてくれる人はきっといるはずなのだから。





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