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sisodwa さくひん・工房

地球アート雑貨シソドワ「作品に込められた愛とストーリー」2017年新作



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南アフリカは今は冬。トランスカイの冬は乾季なので、畑仕事は忙しくないものの、乾燥していても育つキャベツやほうれん草、グリンピースを畑に植えてみた。乾季は植物の水やりが欠かせない。

私といえば、相変わらず日々作品作り。先日シャローンにもらった太い銅ワイヤー。それを使って作った銅の雫ピアスを、3時間ほど離れたブルングラ村で暮らす友人リジャーンにプレゼントした。すると旦那さんのデイブが、物置小屋に入り、「そういえば、うちにも銅ワイヤーあるよ〜。」と、何かマシーンを解体し、新たに銅線をくれたのだ。

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(手前に巻かれたものが、今回いただいた銅ワイヤー。デイブ、ありがとう。)

こんな話ばかりしていたら、「シソドワの作品は拾った物や、もらった物ばっかりで作ってるじゃないか!」と思われるかもしれないが、いやはや、その通りで何も言い返せない。

しかし私の作品には一つ一つにストーリーがある。ピアス一つにしても、旅してる友人から送ってもらったビーズだったり、大切な友人からもらった銅ワイヤーだったり、天然石だったり、使わなくなったネックレスのパーツだったり、我が家で収穫した数珠玉や、ガヴァ、食べた種だったり、拾い集めた植物の鞘だったり・・・。その素材一つ一つにストーリーが詰まった作品なのだ。私がもらう前にも、きっとストーリーがあるのだろう。

そんな私の作品は大量生産はできないけれど、自然を愛する人、手作りを愛する人、そんな人に愛してもらいたい。



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暮らしのエッセイ

命をいただき繋がる暮らし。屠った牛の皮でルームマットを作る

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第20回    命をいただき繋がる暮らし。屠った牛の皮でルームマットを作る

IMG_6436.jpg(トランスカイを我が物顔で歩く牛たち)




※アフリカの儀式なので、文中に屠られた肉のある写真があります。

家畜を屠る。このトランスカイに7年暮らす中で、私は動物の命と向き合いながら肉を食べてきた。と言っても、毎回重々しく肉を屠っているのではなく、実際のところはちょっとしたイベントでもあるので、みんな新鮮な肉食べられるという感じでワクワクしている雰囲気だ。

その家畜の親がどの子で、どうやって生まれたのか、どんな性格をしていたのか、どんなものを食べていたのかなど、よく知っている。愛情をかけて育ててきた命だ。その日の食事の「いただきます!」にこもった気持ちは半端ない。骨にこびりついた肉までしっかり食べるのがアフリカ流。

今回、ママのお姉ちゃんの家の牛が儀式で屠られて、その皮をもらった。
セコと私で、この革で現在増築中の部屋の床の上に敷くのにちょうどいいと、マット作りを始めることに。

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(コサ族の儀式で、男性があつまる家畜小屋。その真ん中に屠られた牛が開かれ、来客のために肉を切り分け、焼肉でもてなす。家畜小屋は女禁。)

皮の加工は長年挑戦したいとは思っていたのだが、深い知識もないし、大変な作業だと敬遠していたところがあった。今回はセコが始めた試みに私が便乗した。

とりあえずセコが乾燥させた革をもらったので、そこから肉部を剥がしていった。結構時間がかかる。あとでネットを見ると、柔らかいうちに肉を綺麗に取ると書いてあったけど、水で戻せるのだろうか。やわらいうちだとそんなに簡単に取れるのだろうか。牛は大きな動物なので、結構時間がかった上に、完璧には綺麗にならず。臭いが残るか少し不安。

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本来は牛の脳みそを革の部分に塗り込んでいくのが、コサ族の革のなめし方法だというが、今回は、頂いた日が、屠った日と違ったので、脳みそがない。ミョウバンでも代用できるのだが、ミョウバンもお店に売ってない。今回はなめし加工なしでやってみることに。初心者ゆえ、実験中。

それからセコがフレームを作り、革を引っ張る。そして乾燥。

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そしてとりあえず家が建つまでは、工房の壁の一部にディスプレイ。う〜ん、悪くない。
心配していた臭いもしないし、硬さも壁にかけたりするぶんには問題ない。
でもなめさなかったので、やっぱりバリバリ。

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今回の革の持ち主の牛は「家を開く」というコサ族独特の儀式に屠られた牛だった。(→コサ族リポート
黒い大きな大きな牛だった。トランスカイの草原でそこに生えた草を食べ、力強く生きてきた牛。その肉をみんなで焼いて、煮て、おいしくいただいた。それはご先祖様と家族、村人に、もてなされるおご馳走。儀式の間もたくさんの笑い声が溢れていた。

今回は初めての体験だったけど、家畜の革をこうして使える技をこれから少しずつ、学びながら取得していけたらいいなと思う。牛は結構大変だったけど!

そうこうしていると羊、二頭分の革が手に入った。今帰国の準備でバタバタしていることもあり、全然取りかかれず、今回も乾燥させてから時間がある時に取り組むことに。この羊革は作業を初めてからまたアップするとしよう。水で戻るかなぁ。革の加工などに詳しい方、コメントいただけるとうれしいです。

最後まで無駄なく使い果たす。命の繋がり。お命、いただきます。

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(これは儀式の中で来客にもてなされた焼肉。直火。アフリカ人のシンプルさを表しているかのよう)



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地球アート雑貨シソドワ「地球の上でのんびり暮らそうよツアー@2017」

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帰国まで、一ヶ月を切った。相変わらず作品作りを続けながらも、帰国時の用意などとても忙しい日々を送っている。もう日本に到着したかのようだ。しかしワクワクとした、忙しい時間は楽しいものだ。

2年ぶりの今回の帰国は北九州を中心に、関東、中国地方にも足を伸ばそうと思っている。関東に行くのは実に5年ぶり。イベントを2箇所でさせていただけることになりそうだ。あと、いつもお世話になっている編集者の方々にお会いしたいというのも、関東の旅の目的でもある。

今回の帰国は、いつもに比べて短期間ということもあり、行ける範囲でご縁のあるお店に招いていただき、「地球の上でのんびり暮らそうよツアー」を行う予定。

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「参加型トークライブ」と「地球とつながるワークショップ」



ツアーでは「アフリカの暮らしから見える私たちの暮らし」というテーマで、アフリカの暮らしと日本の暮らしを比較しながら、本当に豊かな暮らしとは何かを問う。参加者の方にはホームワークとして、「あなたにとって豊かな暮らしとは何か」について考えてきていただき、みんなで話合える時間ももうけ、楽しい参加型トークライブになればいいなと思っている。またトークライブとは別に地球のかけらを使ったピアス(イアリング)またはキーホルダー作りのワークショップも開催。

《参加型トークライブ》アフリカの暮らしから見える私たちの暮らし

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海の向こうのアフリカの暮らし。あなたはどのような想像をしていますか?
テレビや新聞などのニュースでは連日「貧困」「病気」「内戦」「治安」などネガティブな情報が流されていると同時に、アフリカは世界で最も資源が豊富な大陸でもある。一体その矛盾は何なのだろう。植民地支配から現代までのアフリカの貧困の歴史を紐解くと、地球があるべき姿、さらには私たち地球上で生きる全ての人間が本来あるべきの姿が見えてくる。
アフリカの暮らしは、経済や物質的に貧しい。
しかし彼らのシンプルライフはサステナブルな暮らしだ。それは遥か昔から今まで続いているように、これから遥か未来までそうして続いていける文化。豊かな自然、大地、動物、そしてそれに寄り添うように生きる、生命力に溢れた力強いアフリカ人。物のないアフリカの暮らし、物にあふれた現代の日本社会、この二つを比較しながら、何が本当に必要なのかを問います。

■豊かな暮らしを考えるホームワーク

参加者の方には、ホームワークとして「豊かな暮らし」について考えてきてもらい、
当日参加者のいろんな「豊か」という価値をシェアしたいと思います。
私たちの価値の物差しというのは社会的、また政治的な影響を受けていることが多々あります。
それらを一度リセットして、本当の価値を自分で考え、意識的に定まった豊かな暮らしを持つことは、
暮らしに生きやすさをもたらします。
また参加型にすることで、参加者の皆さんとライブで意見交換したり、
気軽に質問できたりする空間を作りたいと思っています。参加者同士でも交流が深まればうれしいです。
また地球アートシソドワの「地球とつながるワークショップ」も開催いたします。

地球とつながるワークショップ

地球のかけらでピアス(イアリング)またはジャカランダキーホルダー作り
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シソドワの作品は一つとして同じものはない、地球のかけらを拾い集めて作られました。
おもしろい形、目を引く色、それは全て自然のアート。
作品のほどんどは私とコサ族の夫セコの二人で作っています。
作品を手にしたあなたが、自然との遊び方まで見つけてくれたらうれしいです。

また土から生まれてもどるように、自然の物で作られています(パーツ部を除く)
艶出しも亜麻仁油を使い、色を染める場合も草木で染めております。

シェル、数珠玉、菩提樹、ヤクの骨、天然石・・・。
シソドワ厳選のオリジナル天然ビーズを使って、ピアスまたはイヤリングを作りませんか?
インスピレーションが湧いたビーズを組み合わせ、地球のかけらで遊びながら、
世界に一つだけのオリジナルピアスを作りましょう。
フリースタイルなので、シソドワの作品のパターンを見ていただくか、
あなたのオリジナルデザインに合わせて作り方をアドバイスいたします。

キーホルダーは、鞘の内側が美しい山吹色のジャカランダにその他のビーズを合わせて、
オリジナルキーホルダーを作ります。ビーズはピアスのワークショップと同じものをご用意しております。

今の時点で開催させていただけるお店を紹介いたします。
お申し込みはお店に直接お願いいたします。また参加費はリンク先の案内をご覧いただくか、直接私の方またはお店にお問い合わせください。
またお修理の受付もいたしますので、ご気楽にご相談ください。

♦北九州♦

一生もんショップ緑々(あおあお)→リンク
開催日:8月18日(金)〜20日(日)
3日間の展示会となります。シソドワの新作が並びます。
展示会の間は全日在店いたします。
ワークショップは随時開催中。お時間のよろしい時にお越しください。
トークライブは8月19日(土)19:00〜

ワークショップ告知
http://sisodwa.blog22.fc2.com/blog-entry-532.html

参加型トークライブ告知
http://sisodwa.blog22.fc2.com/blog-entry-533.html


♦行橋♦

三日月キッチン→リンク
開催日:8月8日(火)〜10日(木)
3日間の展示会となります。シソドワの新作が並びます。
展示会の間は全日在店いたします。
ワークショップは随時開催中。お時間のよろしい時にお越しください。
トークライブは8月10日(木)※時間は後日告知


♦山口♦

風の祭り→リンク
開催日:7月27日(木)〜30日(日)
羅漢高原で行われるフェスに出店予定です。遊びにきてください!
ワークショップは随時受付中です。


♦神奈川♦

《鎌倉》

ゲストハウス亀時間→リンク
開催日:8月26日(土)
バックパック時代にジンバブウェで出会ったマサさんのゲストハウスです。
お近くの方、ぜひ遊びにきてくださいね。
ワークショップ:10:30am~12:00で

トークライブ:13:00~14:30

申し込み→リンク


♦東京♦
第50回海外日本人交流会in 六本木
開催日:8月27日(日)
場所:六本木セミナールーム
   日比谷線六本木駅2番出口から徒歩30秒
南アフリカ東ケープ州で暮らしていた育真君の主催するイベントに招いてもらいました。
東京は実に5年ぶりです。お近くの人は是非〜。
トークライブ:14:00~16:00

現時点で開催場所は以上の通りです。

お近くの方、ピンと来た方、お待ちしております。質問などお気軽にメールください。
sisodwa@hotmail.com

またお店の方で、うちでやりなよ〜!って方いらっしゃいましたら、是非お声をお掛けください。遠方の場合は、難しいかもしれませんが、暖かいお声、お待ちしております◎

また関東方面に滞在するに当たり、泊まってっていいよ〜って声、待ってます。関東には1週間ほど滞在予定です(そのうち2日間は亀時間に滞在予定)。今回は私一人なので、女性の方、ファミリーの方、お願いします!

貴重なシソドワファンの方、いつもブログをご閲覧いただいてありがとうございます。
もうすぐ新作を引き連れて、来日です!
お会いできることを心より楽しみにしています。

また開催場所は新しい場所がお伝えでき次第、更新していきます。



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連載中:まぁるい地球にありがとう!

《森の動物たちの会議》テーマは”生き物の共存” 地球上の生き物全てが共存して生きていける方法とは?

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第6回   《森の動物たちの会議》終わることのない輪の中で繋がっていこう”

《過去の掲載》
第1回:繋ぎ繋がれた私の命
第2回:人類皆兄弟。ワレワレハ地球人。
第3回:アンテナの赴くままに
第4回:自由に生きたい
第5回:《森の動物たちの会議》テーマは”ニンゲンのゴミ問題”


まぁるい まぁるい まぁるい 地球に乗って
ぐるりと この宇宙を浮遊しよう

今日も森の中では動物たちが何やら会議をしている






《くま議長》
静粛に!静粛に!
今日の森の会議の議題は"生き物の共存"についてだ!
そこでこの森に住む生き物みんなに参加してもらうように 声をかけている!















森の会議場にはうさぎ、たぬき、ねずみ、ふくろう、おおかみ、いのしし、カブトムシ、ミツバチをはじめとする、この森に住むすべての生き物が集まった。





《くま議長》

さて この森に住む生き物から最近、このままでは生存していけないかもしれない、という不安の声が届いているのだが、そういった不安のある者は挙手をお願いする












すると、うさぎ・・・いのしし・・・ミツバチ・・・きつね・・・とポツポツと手を挙げはじめた。

ポツ・・・ポツ・・・ポツ・・・ポツ・・・
挙げ句の果て、そのほとんどの生き物がその手を挙げていた。






《くま議長》

なんだ? なんだ? ほとんどの生き物がそんな不安を持っているというのか?
なんだ? ニンゲン、お前も不安を感じている一人なのか?












《ニンゲン》

・・・・・。












ニンゲンはコクン、と頷いた。

ガヤガヤガヤ ガヤガヤガヤ
ガヤガヤガヤ ガヤガヤガヤ

森の会議場は騒がしくなった。





《くま議長》

静粛に!静粛に!
ではいのしし、お前は何が不安なんだ?











《いのしし》

へぃ。いや〜、最近住む場所がすっかり狭くなっちまって。
昔はもっと自由自在にいろんなところに行って、喰い物を探すことができたんだが、今では狭い中で探さなちゃいけねぇ。













《たぬき》

俺も似たようなもんさ。森が小さくなりゃ、住むところがねぇ。












《やまねこ》

どうして森が狭くなっているんだ?









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お金ではない価値のあり方を考える「庭に果樹を植えよう」2017年ガヴァピアス

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シソドワの作品で使われるビーズには私が歩き回って収穫している木の実や、鞘などの他に、日常的に暮らしの中で食べている種がある。

オリーブの種、アボカドの種、びわの種、桃の種、ライチの種、ナツメヤシの種・・・・。

木の種は大抵硬い。もしくは乾燥させると硬くなる。美味しくその果実をいただいたら、大切にその種を洗って、乾燥して、亜麻仁油や、彫刻などを施す。種の形は一つ一つ果実によって違う。その種を見るだけで幸せな気分になる。

我が家にはユーカリや、ネズミモチの木の他に、桃の木や、桑の木、ガヴァの木などの果樹もいくつか植わっている。この果樹は私がお嫁に来た時から植わっていた木で、毎年おいしい果実を私たちに与えてくれる、季節を感じるのに欠かせない存在だ。

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(我が家のガヴァの木)

中でも庭の真ん中にあるガヴァの木は、子供たちの格好の遊び場。子供たちが上手にこの木に登るのを見ると、この木が優しく子供たちを育んでくれているかのようだ。木は声こそ出さないが、そこにある生命力は他の生き物に負け劣らないものを持っている。実はこのガヴァの実がシソドワの作品に生まれ変わるのだ。

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「暮らしのエッセイ:続・おんなのこ」→リンク


通常ガヴァの木はトロピカルな海岸沿いに植わっているのだけど、私の住む内陸でも育つことが可能だ。しかし果実の時期は海岸沿いより少し遅れて、7月頃(南半球は真冬)が食べごろ。

5月から6月にかけての今は、小さな緑色のガヴァの実が木に付き、少しずつ大きくなる。このガヴァの実がまだ小さい時期に、私は傷のないものを選び、収穫する。

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(収穫したてのガヴァの実)

その後、天日干しすると真っ黒に変色し、硬くなる。そしてそこに亜麻仁油を塗り、彫刻刀でいろいろな柄を掘っていく。

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実は学生の頃、美術の授業が大好きだった私は、中でも彫刻が好きだった。彫刻刀を使って掘っていく作業は、ある種の瞑想の時間だ。集中して続けていると、作業をしながら、違った次元へいくことができる。

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